子どもの心を育てる工夫

思いやりのある子に育ってほしい。優しい子に育ってほしい。

多くの親が子育てをしてる中で、願うことではないでしょうか。

では、親としてどのように関わりを持てばいいのか。なにをしたらいいのか。

山口創さんの 子供の「脳」には肌がある という本がとても興味深い内容だったので

ご紹介します。

この本には、「心」を育てるには、まず、目の前にある子供の「肌」に触れ

「身体」の感覚を養うことが大切。なぜなら「肌」は「心」をつかさどる

「脳」にもっとも近いからであると説明されています。

子どもが怪我をした時や痛がる時、「いたいのいたいの飛んでいけー!」と

手をあて声をかけたことがあるという人が多いのではないでしょうか。

子どもたちの不安が軽減されると同時に、注意をそらす効果があり、実際に

痛みが軽減するといったものです。

私の息子も、これでケロッとすることが多かったです。

身体に触れるということはどういうことなのか。

身体に触れる、タッチングすることで

オキシトシンというホルモンが分泌されると言われています。

オキシトシンとは、子宮収縮を起こすホルモンとして知られていますが

それだけではないんです!!実は、すごくたくさんの効果があるんです!

まず、ストレス反応を抑制、疼痛を軽減、免疫の活性を促す、皮膚のバリア機能を高める

血圧を下げる、脂肪の代謝を促すなど

そして、幸福感を高める、人との信頼関係を強める、愛着の安定を促す。

さらに最近では寿命にも関わるということがわかってきています。

子宮収縮するホルモンということは、女性だけ?と思われがちですが、男性にも

分泌されています!

よい影響を与えてくれて、幸福感まで高めることができる!幸せホルモン!!

私はこの本を読んでから、より一層、息子とスキンシップをとるようにしています。

アロマトリートメントをしていることを、知っている息子(4歳)は

「もにもにして~」と大きな施術用のベッドに、寝転がります。(笑)

これをした日は、布団に入ってから寝るまでの時間が短くなったことに気づき

タッチングってすごい~~と痛感しました。

小さいころは、よく触れることができても思春期となるとなかなか

難しいことがあるかもしれません。

先日、アスリートアロマトレーナーとして活躍されている方から、

背中の筋肉の張りを軽減するためのセルフケアを、高校生の男の子に

お願いする際、届きにくいからお母さんに手伝ってもらってねと説明し

オイルを渡したそうです。

その後、親子のコミュニケーションを取る時間になったと喜んで頂けたという

お話を聞きました。

このようなお話を聞き、お母さんとお子さんの繋がりを作るきっかけにもなるんだと気づき

とても素敵なことだなと感じると同時に、いろんな形でサポートしていきたいと強く思いました。

 

そして、最後にもうひとつだけ。みなさんもよく知っている、ラベンダー。

この精油の香りには、リラックス作用があると今までの研究からわかっていたのですが

なんと、最近は人を信頼させたり、オキシトシンを分泌させる効果があるとわかってきました!

アスリートアロマでも、ラベンダーはよく使用します。

リラックス目的でも使用しますが、筋肉を緩めたり、痛みを和らげるといった効能もあるので

試合後や、練習後には効果的です!禁忌事項もないので、安全性も高く、子どもや高齢の方にも使えるので

とっても万能!! 人を信頼させる効能があるということは、ミーティングなどで芳香浴を行い

香りでサポートできるかもしれないですね!!

 

 

 

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