指導者や保護者の理解でパフォーマンスも変わる

こんにちは!

本日は、指導者の方や、保護者の方にもおすすめの本を紹介したいと思います。

Instagramでも、少し紹介したのですが、「女性アスリートの教科書」という、日本体育大学教授の須永美歌子さんが出版された本です。

みなさん、女性と男性のカラダの違いを、きちんと理解できているでしょうか。

身体の違いが顕著にでてくるのは、14歳以降と言われています。

思春期の男の子は、体格がよくなり、身長も大きく成長します。

女の子は、丸みを帯びた体つきに。そして、1番重要なのは月経が始まることです。

ここまでは、うんうん知ってるという内容ですよね。

では、具体的に月経って体にどんな影響があるのでしょうか。

中学生か高校生の時だったか、女の子と男の子と別々で保健の授業があった記憶がありますが、私は正直全然内容まで覚えていません。他人事のような感覚でした。

月経に関わるホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンです。女性ホルモンといわれるものです。

ホルモンとは身体を健康に保つために、体内で作られているもの。

月経に関わるエストロゲンの働きは、妊娠に備える、骨を丈夫に保つ、血管をしなやかに保つ、脳の機能を維持する、自律神経を正常に保つ、動脈硬化を予防する、代謝を促して肥満を予防するなど!!

すごくないですか?妊娠や出産だけのホルモンではく、とてもたくさんの役割を担っています。

骨や筋肉、内臓にまでも女性ホルモンの影響を受けるんです!ということは、スポーツにも関係するのではと考えることができますよね。

よく、女性のスポーツ選手から「生理がとまった」「毎月こない、ばらつきがある」という声がありますが、女性アスリートの三主徴として①エネルギー不足②無月経③骨粗しょう症 の3つが発表されています。

競技力の向上には減量が必要と考えてしまうことが、トラブルの引き金となっていることが多いようです。

消費するエネルギーが、摂取するエネルギーを上回ると、ホルモンのバランスが崩れ、骨量が少なくなり、疲労骨折などを引き起こします。スポーツしていない女性でさえ、骨粗しょう症の方が多く、骨折されて入院される方がたくさんいます。私が整形外科で勤務していたころ、高齢者の女性の方ほとんどが骨粗しょう症でした。女性は、閉経とともに、エストロゲンは増えることなく減少し続けます。

10~20代で骨の量が少ない状態になってしまうと、将来、骨折するリスクがさらに高くなり、寝たきりの確立も上がります。骨折だけではありません。妊娠に対しても同じです。

若いときは、妊娠は考えてないから。生理がこないほうが楽と思う方もおられるかもしれません。しかし、いざ家庭を持ち、子供を産みたいと思ったときに、月経がなかった時期が、大きな影響になることを知っても取り返しがつきません。

月経は、人生で400回以上もあるんです。無月経では強くなれません!

女性特有のものだからこそ、人生に何回も経験するものだからこそ、向き合ってパフォーマンスをあげていきましょう!!

紹介した本の中には、月経周期によるコンディションの変化についても記載されています。自覚するコンディションの良い時期はいつでしょうか。理解していることで、前向きにスポーツに取り組むことができるのではないかなと考えています。

ホルモンは、自分の意思では調整できません。脳がホルモンの分泌の調整を命令しています。

アロマの香りは、鼻から直接脳へとダイレクトに伝わります。その速さなんと0.2秒とも言われています。

めちゃくちゃ速くないですか?

私は月経中、クラリセージという精油にとても助けられています。普段は、めっちゃいい香り!と思わないのですが月経中だけ、いい香りに変身します(笑) 身体は正直です。

この精油は、リラックスや生理痛、生理不順、PMSなどに使われることが多く、女性ホルモンの調整にとても役立つ精油なんですよ。

女性のアスリートの方には、ぜひアロマを取り入れて、月経と向き合い、コンディションを整えてほしいと思っています。

ご相談だけでも構いません♡

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